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「 住まいをデザインする顔 」展

Architectural exhibition at the Osaka museum of housing and living

展覧会

建築にできることとは何か


大阪市立住まいのミュージアムで開催された「住まいをデザインする顔ー関西若手の仕事ー」展。40歳以下の建築家30人が選ばれ企画された展覧会である。

展示では、自分の建築観の芯にある「建築にできることとは何か」という視点を、立体展示の「 体感型立体ダイアグラム 」と平面展示(パネル)によって表現した。展示のタイトルは「 時間と場所を旅する建築 」。スリランカ旧紅茶農園の長屋再生プロジェクトで感じ得たことをもとに制作した。ダイアグラムでは、スリランカで貧困化が進むセイロンティーの旧紅茶農園の「村」、再生の設計を行った移民労働者の「長屋」、そしてそこを訪れた時の「あなた」の関係を表現した。

建築家は自らが設計した建築を通してモノを言うべきだと考えるが、このような展覧会では建築の実物を「体感」してもらうことはできない。建築家としては非常に大きく感じる制約の中で、抽象的ではあるが「体感」が可能な立体ダイアグラムによる展示を行った。

会 場  | 大阪市立住まいのミュージアム

会 期  | 2019年6月15日~7月15日


展示パネルPDFデータ

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